"FUJITeXが「環境商社」を掲げる理由"

代表取締役 大越卓


1994年 フジテックス新卒入社

1995年 関西本部立ち上げ

1998年 営業本部長 就任

2002年 取締役 就任

2009年 取締役副社長 就任

2011年 代表取締役社長

日本一の環境商社へ。

フジテックスが目指しているのは日本一の「環境商社」です。それは「なんでもビジネスにする」という考えではなく、より環境を守ることや、よりサスティナブルな未来につながるようなビジネスを中心にしていこうという想いから生まれた理念です。


例えば、効率的な資源リサイクル、風力やバイオマス、太陽光といった再生可能エネルギーの開発事業、そして東日本大震災における復興支援事業など、環境破壊が進むこの社会において、私たちがやるべき事業がたくさんあります。『自分たちのビジネスがそのまま社会貢献につながる』何も声高に、社会貢献を叫ぶ必要がない、そういう自信とプライドをフジテックスは持っています。


震災をきっかけに、会社の方向性を変革。
地震の2日後には復興支援事業をスタート。

大きな転機のひとつに、東日本大震災がありました。私は東京にいましたが、圧倒的な大きな揺れに驚き、ただ事ではない焦りを感じました。実際に報道を見て、災害規模の大きさ、付随して発生した原発事故を目のあたりにしたわけですが、発生の2日後には、「自分たちでできることをやろう」と社内で緊急会議を行い、フランスのメーカーに連絡をし、企業活動に必要な業務用の「放射線検知器」の輸入と販売を開始しました。


その後も、汚染された土壌を格納するための特殊バックの供給、現在では、汚染土壌から放射性物質を除染するための機器・資材などを輸入・販売する事業を展開しています。原発関連の事業は、弊社にとっても、見えない手探りの部分もありましたが、「誰かが必ずやるべき仕事」だと判断し、取り組むことにしました。


また現在では、さらに一歩先へと進め、福島県の猪苗代湖のほとりに風力発電を導入する事業をスタートしました。設立は今から2年後となりますが、新しい再生可能エネルギーの開発を進めることこそが、福島の本当の復興へとつながっていくと考えています。

大切な紙資源。
それを販売促進に活かす。

実はフジテックスの基幹事業のひとつに、販促事業があります。これは企業が自社の製品を販売するうえで必要な販売促進において、あらゆる製品と資材を提供する事業です。しかもそれら販促製品の中心は、何といっても『紙』であり、ポスターやプライスカードはじめ、様々な店頭で使われています。フジテックスは環境商社として、お客様が無駄のない効率的に販促資材を使うご提案から、なるべく環境にやさしい特殊な溶剤を使ったプリンター機器の開発・販売を手掛けるなど、常に環境を意識しています。


私たちは、「環境」という言葉を広義に捉えています。環境とは、「人々を取り巻く空間」であり、自然環境だけでなく、仕事場の環境であったり、極端に言えば体内環境 = 健康も、ビジネスの範疇に入ります。とにかく、人々がより暮らしやすくなる社会づくりに貢献していくことを目指しています。


創業30年の歴史がある、ベンチャー企業。
歴史と挑戦を、常にまとう企業でありたい。

私が新卒で入社したころはまだ10人くらいの会社でした。当時の社長に「自由にビジネスをしていい」と言われ、他社の内定を断り、入社したにもかかわらず、実際にはラミネート加工の仕事ばかりで、最初は正直「騙された!」と思いましたね(笑)


その反面、「絶対、この会社を本物の総合商社にしよう!」と決意しました。入社して2年後に大阪に転勤となりました。ゼロから関西支社を立ち上げました。いきなり、社会人経験2年目の若造に任せるなど、そういうところは、今も変わらず、まさにベンチャーの空気だと思います。大阪時代は大変でしたが、充実感もあり、本当に駆け抜けた20代でした。上司も先輩も全くいない環境でしたので、自分の先生はお客様、本当にそう思えた幸せな経験でした。


よって、自分自身ががそういう、今思えば贅沢な新人時代を過ごしたので、今のフジテックスでは、当然ながら「任せる」ことを文化としています。企業として成長するために、一人でも多く「事業」を任せ、立ち上げるような人材を求めています。しかも今のフジテックスは、モチベーションある人材が成果を発揮し、成長するためには、ちょうどいい規模感の会社だと考えています。


社員数も150人ほどなので、経営陣が社員ひとりひとりと対話し、議論できるため、若手の意見が通りやすい環境にあります。本社に来てもらえれば分かりますが、我々のオフィスには1枚たりとも仕切りがありません。当然、社長室もなく、風通しの象徴と言えるオフィスだと自負しています。


30年の商社としての顧客、ネットワークや実績があり、かつ徹底してベンチャーマインドを追求し、成長のためには事業を拡大していくフェーズなので新規事業への取り組みが盛んです。2年目、3年目で責任者を務めるような事例が、フジテックスにはたくさんあります。せっかく大手商社に入ったのに、やりたくない部署に配属されて、20代、30代ずっとそのまま、というようなこともありません。フジテックスはこれからも、新規事業をやりたい、事業を任されたい、という事業家の声を聞く会社であろうと思います。


求める人材は、自分の意思で動ける人。
100事業構想で社会の一翼を担う企業へ。

フジテックスは、創業から30年を超える企業ではありますが、いま現在も、増収増益で伸びている企業でもあり、500億、1000億と、今後さらに成長・拡大していくことを目指しています。だから「言われた通りのことをやる人材」ではなく、「自分で新しい事業を創っていく」営業マインド、ビジネスマインド、ベンチャーマインドを持った人を強く求めています。私たちが考え付かないような事業が今後、その方々から生まれれば、破格の評価をしたいと考えています。

ビジネスや事業は決して楽でもなければ、きれいごとの世界ではありません。フジテックスは「100事業構想」を一つの目標として掲げています。日本だけでなく、世界にも、環境に関わる問題は山積みです。その全てがフジテックスにとってのビジネスチャンスです。

その100事業構想の実現を通して、サステイナブルな社会をつくること、お客様のビジネス環境をより良くすることを、事業にする。そういった理念に共感する、若い人たちと一緒に「環境商社」の未来を創っていければと考えています。


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